「風太郎」ののれん
お世話になりっぱなしの、大学の先輩に、3年ほど前に教えてもらったお店「風太郎」。
ワタシは引っ越してきた人間だから、お店の位置を離されてもイマイチよくわからなかったが、そのみせのソバにきて1発で先輩の言う店がわかった。
こじんまりした店先に、大きな大きな「風太郎」ののれん。特別もようがあるわけでも、変わった色をしているわけでもないが、お店とその暖簾の大きさのバランスと、「風太郎」の字の力強さが、ワタシの目をひきつけて離さなかった。
無駄の無い、かといって素朴すぎない、のれんとしての役割をストレートにはっきしている、そんな感じ。
「美味しいに違いない」そんな核心さえ持たせるような風格のある、立派なのれんだったことを覚えている。