信州に行ったときの、手打ちそばののれんが忘れられない。江戸時代から続く老舗で、そののれんに書かれている文字も、その時代に使われていた書風のもので、そばへの食欲を増すような効果がでている。信州といえばそばということで、そののれんにつられて、そのそば屋で食事をとることになった。初秋の風の吹く中、のらりくらりとゆられて続けていたそののれん。手打ちそばの美味なこととともに、忘れられない旅の思い出となっている。